早くに亡くなられたご主人と住み始めたお宅も、子どもたちもそれぞれに独立してお母様が一人で暮らすようになりました。
息子さんと一緒に暮らすことも考えたそうですが、やはり、馴染みのあるこの場所を終の棲家としたいというお気持ちが強くありましたが、浴室の段差が40cm以上もあるなど、とても使いにくいし、大きな地震も怖い、そうした現況をなんとかしたいと始まりました。
近くの工務店や大手ハウスメーカーにも提案してもらいましたが、お母さんが大事にされているお庭をお部屋から眺められる角の窓に壁を付けないいけないと言われ、一時は改修工事を断念。
しかし、耐力壁をバランスよく取って2階の床剛性を上げる事で角の窓を損なうことなく耐震性能を上げることが出来ました。
技術力と提案力の合わせ技が改修工事には大切です。
息子さんと一緒に暮らすことも考えたそうですが、やはり、馴染みのあるこの場所を終の棲家としたいというお気持ちが強くありましたが、浴室の段差が40cm以上もあるなど、とても使いにくいし、大きな地震も怖い、そうした現況をなんとかしたいと始まりました。
近くの工務店や大手ハウスメーカーにも提案してもらいましたが、お母さんが大事にされているお庭をお部屋から眺められる角の窓に壁を付けないいけないと言われ、一時は改修工事を断念。
しかし、耐力壁をバランスよく取って2階の床剛性を上げる事で角の窓を損なうことなく耐震性能を上げることが出来ました。
技術力と提案力の合わせ技が改修工事には大切です。
mokusei_House
[物件情報] 住宅部分改修(一階ほぼスケルトン改修+二階そのまま)54.65㎡
[主な改修] 高齢化対応 出入り口階段勾配 手すり 段差解消 断熱性能強化 耐震補強 設備更新 間取り変更
[設計者] 古川 泰司/アトリエフルカワ一級建築士事務所